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オオスズメバチの襲来

晩秋の頃の出来事だった

やっと蜂毒アレルギー対策も完成し、今年最後の蜜を絞るか、ミツバチさんの越冬用食料として保存させておくべきか(砂糖水を補給して)を考えていたころである。

この出来事の顛末を書く前にアナフィラキシーショックについて話さなければならない。
今度ミツバチに刺されたら、最悪の場合、死ぬかもしれないと医者に言われた。血液検査の結果である。

アレルギーの一種で蜂毒に対して体が抗体反応を強く示すために起こる症状だそうである。気道のまわりが
腫れて窒息するのだそうである。今後、絶対に刺されないで養蜂を続けることは、まず不可能である。
やはり命が惜しいので、この趣味を辞めるか との考えも頭をよぎった。

せっかくの面白い趣味を見つけたと喜んでいたが、もはやこれまでと観念した。その時に日本に林業
従事者は数万人ではきかないこと、思い出した。養蜂家だって数多くいるはずだ。
この人たちの中には蜂毒アレルギーの仲間が数多くいるはずだ。どうしているのだろうと考えた

ネット検索を中心に、いろいろ調べてみた。やはり対策はあったのである。町医者はもうこの趣味は
辞めなさいと言っていたが、対処方法が見つかったのである。(知っている人は知っている)

エピペンという自己注射である。早速病院に行き、専門の医者に説明をうかがった。 OKである。
取り寄せてもらって注射の打ち方を勉強した。太ももに強く押し付けるのである。どのくらい痛いのか
分からないが我慢は出来そうである。また命には代えられないし養蜂も辞めなくて済む。

一件落着である。ただし刺された時の一般の応急処置も薬を含め万全の態勢で臨むことを女房に約束させられた。 それ以降今日まで刺されていない。

今日の本題は大スズメ蜂であるが、前置きが長くなりすぎたので次回にさせてもらいます。
十数匹のオオスズメバチがミツバチさんの巣の上空でホバーリングと急降下している状況に出っくわしたのである





アナフィラキシーショック―For Professional Anesthesiologists


 蜂毒アレルギー事件(アナフィラキシーショック) 

  
  あの日のことだった。まさか自分がアレルギー体質であったとは!
  
何のアレルギーも持っていないと思っていた。杉も、ブタクサも、植物アレルギーも私には無縁だと、関係ないとタカをくくっていた。

その日は2回目の採蜜に取り組んだときであった。やっと高価な遠心分離器
が届き、本格的に蜜を絞ったのである。興奮していた。あんなに蜜が多いとは
想定外であった。

プロとの比較であれば1カ月以上採蜜が遅れてしまった。量が多くなるのは
当たり前であった。うれしかった。巣脾を次々に分離器にかけてグルグルまわす。蜜が飛び散り分離器の底にみるみるたまっていく。

2群の巣脾20枚である。2枚ひと組として分離器にかけていく。3分の2
が終わって一休みした。喜色満面であった。疲れなどない、汗が滴り落ちて
顔面ネットの内側をタオルで拭くだけでよかった。

拭き終わって、作業に取り掛かる。ミツバチさんも必死であること肌で感じていた。羽音が全く違うのである。ブーンというより耳もとに来るとゴーという感じである。

突如ゴーの音に空気の振動が加わったのである。一瞬耳もとで何が起こったのか分からなかった。次の瞬間ブチ、ブチ、ブチとこめかみに針で刺された痛みが走った。

そのとき、気がついた。完全防備で作業していたのだが、汗を拭いた一休みの間に、顔面ネットの前ファスナーを閉め忘れていたのである。

数匹のミツバチさんが面前に飛び込んできたのである。あわててネットを
はずしながら逃げた。車の中に逃げ込んで刺されたところの手当をしようとした。でもその時まだ事の重大さに気が付いていなかった。

刺されたのは今回が初めてではない。頭のてっぺんや、指先など一か所づつ
刺されたことはあった。蚊に刺されるよりも重く、ブヨに刺されるよりも軽いぐらいの考えであった。

今回はまとめて刺されてしまった。ちょっと痛い思いをしたが自業自得だ、不注意極まりない話だ。女房には話せないな、などと考えていた。

ところが自家用車の中で、何か体に違和感を感じていた。疲労感というのか、だるさというのか、
何か変だなと感じながら横になっていた。靴も脱ぎ、上着も取って楽な姿勢で、静かにしていたが、息苦しくなってきた。母親が来たのでコップに水をもらった。

水が喉につかえる。

“なんだこれは”と思ったがノーテンキであった。顔色悪くなり目は充血していたそうだ。

母親に救急車をよばれてしまった。

救急車のなかで救急隊員に何度も謝った。このくらいでミツバチに刺されたくらいで
皆さんにお手数かけ申し訳ないと思ったからである。
でも隊員の方が言った、
お母さんの判断のほうが正しいと思いますよ。血圧が上が100を切ってるのだから!。

このときになって初めて事の重大さに気がついたのである。

新しい蜜蜂の飼い方

新しい蜜蜂の飼い方

  • 作者: 井上 丹治
  • 出版社/メーカー: 泰文館
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本


西洋ミツバチが全滅した


昨年の4月に2箱の西洋ミツバチを購入した

順調に趣味の養蜂をたのしんできた。予想以上の採蜜。4月から7月まで搾取した

言葉は悪いが心情的には全くぴったりと当てはまる行為である。ミツバチさんが本当に
命がけで集めてきた蜜と花粉を根こそぎいただいてしまうのだから!

花の蜜を集めるだけではないことを学んだ。ミツバチが噛んでだす酵素(?)と
まじりあってハチミツになることを・・。

彼らの餌を、子供を育てる食料を、取り上げるのだからこれは搾取である。
全く反対給付なしである。

それにしても東京で採れた蜂蜜の評判はすこぶるいい。代金を払うから優先的に
定期的に配布してくれとの依頼もたくさん受けた。最初はお世辞だと思っていたが
本物だった。

女性たち(中年のオバサマ)からの評価をいただけたのである。悪い気はしない。
調子に乗って配っていたらついに底をついてしまった。

翌年の4月を期待してくださいと少し有頂天になっていた。油断したのである

   アレルギー事件(アナフィラキシーショック)
   オオスズメバチの襲来
   スムシの発生
   防寒対策

ついに 1箱の西洋ミツバチが全滅してしまった。ここに至る顛末を記してみたい。
来シーズンは失敗しないようにである。
乞う ご期待 この本も宜しく!


新しい蜜蜂の飼い方

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  • 作者: 井上 丹治
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  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本



道草を食ってしまった


やっと始められる
道草を食ってしまった。定年が少し伸びてうれしかった。まだまだ働けると思っているからと実感している。
そして、いま勉強しているネットビジネスの幅の広さ、奥の深さ、変化していくスピードどれをとっても予想外にてこずってしまった
最大の原因は、やはり団塊の世代特有の自己過信と旺盛な好奇心だろう。普通は問題の解決にあたって、分からないことを調べてゆくと一つの問題を解決するために二つの疑問にぶつかる。
この二つの疑問を解決するために、四つの疑問に直面する。どこまで広がるのか分からない。
がむしゃらにもがいて解決策を考えていると、ある時、突然この倍々ゲームが収束に向かいだす。
人生の中でこれが何回もあった。モデルにできる成功体験と言えると確信している。
今回も
時間はかかってしまったが、やっと収束に向かいだした。インターネットの言葉、分野、自分の出来ることが、
やりたいことがはっきりしてきた。
ネットショップ、オークション、アフィリエイトそれに付随するネット知識が
備わってきたとの実感である
参考書、セミナー、動画など言葉を含め理解できサイトの立ち上げもできた。



63歳は もうトシか?

ネットの勉強を始めようと、あるネットセミナーに申し込んだ
自己紹介を求められたので 63歳男性として簡単な経歴を送った

すぐに返事が来た。歓迎のメール? 励ましのメール?はたまた入会金の
請求メールなどと想像しながら開封すると

63歳は私の母親と同じ年です。
うちの母がネットの勉強をするなど、まったく考えていませんでした

との返事で、頑張れとか止めたほうがいいとか、肝心のアドバイスは
ありませんでした。
頑張れと言われれば、有頂天でその気になるし
止めたほうがいいと、言われれば、なにくそ(失礼!)と反骨精神むき出しで
頑張るのに。
一番きついメールでした

つぎは明日にしよう

さあ どうする!

いよいよ始まります

私にとってのキーワードとは 

広義では 定年後の生き方の方向を示す基準である

狭義では SEO対策での 魅力的な● ● ● である





奮闘記 プロローグ 運営者について

<サラリーマン人生が終わろうとしている。団塊の世代、海外赴任、バブル、株式投資の失敗、子会社出向そして
役職定年、雇用延長制度の契約社員などどこにでもいるサラリーマン。
まだ知力も体力もある。まだ勉強できると考えている

今回の勉強対象は 「”キーワード” この言葉の実践的意味と活用方法」


運営者について


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