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ミツバチ一群越冬せず

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 これも初めての経験だった
 防寒対策が必要な事は分かっていた。ミツバチは冬眠しないのだから!
 11月下旬に準備に入った。プラスッチックの波板と麻の布袋そして
 ハッポースチロールの厚さ1cmを購入し巣箱の大きさに
 合わせてカットした。ここがシロートであった。
 継箱の高さも込みで考えたのである。継箱とは上下2段になった巣箱の
 上段の箱のことである。
 女王蜂はいつも下段で産卵し、上段には登ってこられない仕組みに
 なっている。
 ちなみに、採蜜はこの上段の巣脾、巣房を取り出し遠心分離器で蜜を
 絞り出すのである
 話を元に戻して、防寒方法には、この継箱を外すのが一般的だったのだ。
 ミツバチは冬のあいだ巣の中で塊になって羽をすり合わせ、
 体温や室温の低下を防いで生き延びるのである。
 これは知っていた。勉強していたつもりである。にもかかわらず、
 継箱を外し巣の中の空間を狭めることに知恵が回らなかったのである。
 12月中旬に北側の一群が全滅した
 寒さで巣の下に落ちて死んでいたのである。蜜絞りを楽しませてもらい
 オオスズメバチから守ってあげたミツバチさんが一群れ全滅した。
 結果からすれば当然のことだった。
 ついにやってしまった。
 巣から出して近くに埋葬した。自然が相手とはいえ寂しかった。
 残った一群の継箱を外し、全滅した群れの防寒材をすべて残りの一群に
 つかった。
 砂糖水も大量に準備した。北風も遮るように工夫した。周りの畑で
 働いている人にも、異常があったら知らせてくれるように頼んだ。
 考えられるすべての手を打った。3月中旬までミツバチさんは生き
 延びた。もう大丈夫だと安心した翌週、巣箱から忽然と一匹残らず
 姿を消したのである。 ここ時期にあり得ないと専門家の答えである。
 なぜだか分からない

新しい蜜蜂の飼い方

新しい蜜蜂の飼い方

  • 作者: 井上 丹治
  • 出版社/メーカー: 泰文館
  • 発売日: 2003/05
  • メディア: 単行本





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